子育て

朝ごはんは子どもが好きな物にすることで、子どもも私もハッピーに。

朝ごはんは必ず”ご飯”と”味噌汁”

私は子どもの頃そんな家で育ちました。

レパートリーといえば味噌汁の具が変わるのと、ご飯のお供が変わるくらい。

そんなことを考えてたら瀬尾まいこさんの小説「そしてバトンは渡された」の中の森宮さんのセリフを思い出しました。

「俺の家は勉強第一の厳格な家庭だったから、そういうのはなかったな。朝は味噌汁に納豆に魚。それが一番頭と体にいいって、毎日ほとんど同じメニューだった。楽しくない家だろ」

そしてバトンは渡された(著:瀬尾まいこ)

これを読んだ時、「あ、うちと一緒だ」と思いました。

母はいろんなメニューを出したかったようですが、祖父母も一緒に住んでいて、毎日味噌汁でないといけないと言う感じだったので毎朝食卓には味噌汁が並んでいました。

私が子どもの時にそんな家庭で育ったせいか、自分が親になった時も何だか味噌汁を作らないといけない気がしてました。それが子どものためだと思ってましたし、栄養をつけないといけないからと。

確かにス味噌汁はーパーフードと言われるくらいですから、体にいいんでしょうけどね。

でも、うちの子は味噌汁があまり好きではありません。

なので食事中もダラダラと食べてしまいます。

朝は仕事に行かないといけない自分の準備と、子どもの準備もしないといけないので時間との戦いです。

自分にも余裕がないのでその様子を見て私はイライラしてしまいます。

「早く食べなさい」「お箸が止まってるよ」と急かしてしまいます。

それを言われた長男もしょぼん・・・となってしまいます。

ようやく食べ終わって、準備して子どもを保育園に送り出すだけで一苦労です。

さてこれから仕事に行かないといけないと言うのに、職場について時にはもうすでに一仕事も二仕事もしてきた気分です。職場に着いた時にはすでに疲労しています。

何でこんなに疲れるんだろう・・・

と考えた時に「私、ずっと子どもに指示出してるな・・・ずっと喋ってるから疲れるんだ」と思いました。「次はこれして、あれして」ってずっと喋ってる。

朝苦手な物を出しても、子どもは食べるのに時間がかかる、私はイライラする。

と言うわけで、お互いにとって良くないのではないかということに気が付きました。

朝、起きたばっかりでお腹が空いてない時に野菜の入った味噌汁を出しても食べるわけがなくて、

保育園から帰ってきて「お腹すいたー」って言ってる時の方が絶対食べる確率が高いじゃない。

それなら別に朝味噌汁を出す必要ないじゃない。と思いました。

どうしても苦手な物でも食べて欲しいと思うのであれば、朝のお腹が空いてない時でなくて、夜ご飯の時に出したらいい。

そうすれば子ども怒られないし、私もイライラしなくて済む

朝の食事の時間も短くなる。

Win−Winです。

「苦手な物を出すのは夜ごはんの時にして、朝は子どもの好きなメニューにしよう」

子どもが好きなメニューでおにぎりとか、パンとか、フルーツとか・・

何ならシリアルでもいいじゃない。給食まで持ってくれたらいい何かしらエネルギーとして胃に入れて行ってくれたらいいじゃない。

ということで朝は子どもが好きな物を食べさせたらいいという結論になりました。

今日の朝食です

↓ ↓

しばらくは頑張らない朝食が続きそうです。

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おしまい。