子育て

【体験談】子どもの入院付き添いが想像以上に過酷な件について

子どもが入院することになった時、親に付き添いを求められることってありますよね。

うちは息子が3才の時アデノイド摘出術・扁桃切除で入院したので

その時のことを思い出しながら書いていこうと思います。

子どもの入院に付き添うのは想像以上に大変です。

入院の付き添いで、大変だったこと5選についてお話しします。

入院中子どものご飯しか出ないので3食全て売店

子どもの付き添いで入院した場合、付き添いの方の食事は出ません。

売店で買うか、近くのコンビニやスーパーで買うことになります。

子どもを1人にしてコンビニやスーパーに行くわけにもいかないし、かといって子どもを連れて売店に行くのは大変です。

お金払うので私の分も用意して欲しい・・・と思い、

ダメもとでお願いしてみましたが、やっぱりダメでした。

あらかじめスーパーなどで、お湯を注ぐだけで食べられるカップスープや、チンするだけで食べられるご飯を買っておくことをお勧めします。

子どもが寝た時に急いでシャワーを浴びる

息子が入院した時はたまたま個室だったので、部屋にシャワーがついており、子どもが寝た時にさっと済ませていました。

個室にシャワーがついている場合はまだいいのですが、大部屋の場合、シャワーは予約制です。

シャワー室の前にあるボードに名前を書いておかなければならないのですが、その時間に子どもが寝ているとは限りません。

いつ起きるかヒヤヒヤしながらシャワーを浴びる毎日で、ゆっくり入ることができません。

付き添い用の簡易的なベッド

付き添いの方用のベッドは用意してありません。

子どもが小さい場合は添い寝でもいいのかもしれませんが、子どもが3才だったので一緒に寝るには狭すぎてベッドのレンタルを申し込みました。(有料です)

すると簡易的なベッドを用意してくれます。

病院によって価格は違いますが、私のところは1日150円くらいだったと思います。

このベッドが大人1人分くらいの幅で寝返りも打てないくらい狭いベッドです。

夜中痛くて何回も目が覚めます。

朝起きると体がバッキバキになります。

もともと腰痛がある人にとっては地獄です。

部屋の中でじっとしていない

3才の男の子に大人しくしていなさいと言う方が酷ですが、入院中はそういうわけにもいきません。

ベッドの上で大人しくしておらず、動きまわります。

じっとしていないので目が離せません。

点滴の針が抜けるんじゃないかとヒヤヒヤし、常に気が抜けませんでした。

点滴台を持って子どもを追いかける日々でした。

手術前に水分をとってはいけない

午前中の早い時間帯での手術だといいのですが、息子の場合は午後からの手術でした。

全身麻酔なので手術が始まるまで水分をとってはいけません。

手術が始まるまで絶飲食です。

午後まで水を飲まないよう我慢させるのが大変でしたし、見ている方も辛かったです。

朝起きると「お腹すいた」「喉が渇いた」と言っても、何も食べられないし、飲んではいけないんです。

部屋の中にいると水道の蛇口が目に入り飲みたがるので、病院の中を散歩していました。

散歩していると、水が出るところを見つけるたびに走り出していました。

「ごめんね、喉渇いたよね、でも手術が始まるまで水は飲めないんよ」と言いながら、みている方もきつかったです。

早く時間が過ぎることを祈りながら待っていると、

手術前の点滴の針を入れる処置に呼ばれました。

手術が始まるまで点滴から補液が入るので、これで少しは落ち着くかと思っていたのですが

喉の渇きは変わらず、点滴には繋がれたまま動き回るのでますます大変になりました。

看護師さんに相談すると、「うがいならOK」と言われましたが

口に水を入れるとそのまま飲み込んでしまいそうだったので、できませんでした。

以上、子どもの入院の付き添いで辛かったことをお話ししました。

入院期間は手術もあり、約10日間ほどでしたが、めちゃくちゃ長く感じました。

めちゃくちゃ辛いけど、子どもが入院することがない限り知らない世界なので

ぜひ知ってもらいたいと思ったのでこの記事を書きました。

おわり。