絵本

【3年で10000冊の絵本を読む私が選ぶ】電車好きの子におすすめの絵本

電車や新幹線をテーマとした絵本はたくさんありますよね。

電車は知育効果が高く、それぞれ名前を覚えたり、形や色、数字も違うので記憶力が良くなる他、学習への広がりも期待できます。

ぜひたくさん読んであげたいですね。

私が実際に持っている物の中からおすすめを紹介します。

◇せんろはつづく 文:竹下文子 絵:鈴木まもる 出版社:金の星社

せんろはつづく
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この絵本の主役は「せんろ」。
広い野原の真ん中で、線路と線路をつなぎます。
みんなでどんどんつなげば、どんどん長くなり、
線路はどこまでも続いていきます。

竹下文子さん&鈴木まもるさんコンビによる大人気「いっしょにあそぼうよ!」シリーズは、毎日読みたいお気に入りの絵本として、小さな子どもたちからも絶大な人気を誇っています。

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息子が1才の時に買いましたが、5才になった今でもお気に入りの絵本で100回以上読みました。

大好きすぎてセリフを全て覚えてしまい、プラレールを作りながら「山があった、どうする?・・川があった、どうする?・・」と唱えています。

電車の絵本はたくさんありますが、線路をメインにした絵本は少ないと思います。

他にもシリーズがありますがどれもおすすめなものばかりです。

リズミカルで文字も少なく読みやすいですが、最新号の「せんろはつづく にほんいっしゅう」はちょっと長いので気合を入れてから読んでください。

◇こんとあき 作:林明子 出版社:福音館書店

こんとあき
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こんは、おばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。ある日なかよしのあきとふたりで、おばあちゃんに会いに行くことになりましたが……。幼い子の心をとりこにする魅力あふれる絵本。

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小さい女の子とぬいぐるみの”こん”が電車に乗っておばあちゃんに会いにいきます。

2人旅ですからハプニングもあり読んでいる方もドキドキ。あきちゃんを守ろうとするこんの健気な姿に思わず涙してしまいます。

「電車行っちゃうー!」「こんのしっぽがはさまってるよー!」と子どももハラハラしていました。

林明子さんの優しい絵が物語の良さを引き立てている素敵な絵本です。

◇はしれディーゼルきかんしゃデーデ 文:すとうあさえ 絵鈴木まもる 出版社:童心社

はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ
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東日本大震災の直後の実話が基になった絵本。ディーゼル機関車の物語をとおして、人のあたたかさを伝えます。

3.11の東日本大震災直後、東北本線、東北新幹線、東北自動車道が不通となり、東北への輸送が絶たれました。燃料を運ぶため、全国から集まったディーゼル機関車たち。雨と雪のなか、人びとの待つ郡山を目指します。

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せんろはつづくと同じ、鈴木まもるさんが絵を書かれています。デーゼル機関車の細かいところまで描写されています。

東日本大震災の実話を元に書かれており、デーデたちが一生懸命燃料を運ぶ姿に思わす涙してしまう、感動の1冊です。

息子はこの絵本を読んで、すっかりディーゼル機関車のファンになったようです。

◇しゅっぱつしんこう! 文:三田村信行 絵:柿本幸造 出版社:小峰書店

しゅっぱつしんこう!
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ゆたかは電車が大好きな男の子。ある夜、いつも枕元に置いていた電車のおもちゃがない。
探しに行くと、そこには本物の電車が待っていてゆたかは運転手さんになってしまいます。
動物たちを乗せて海水浴に寄ったり、トラブルを解決したり、大人が読んでもうっとりするような
夢のある素敵なストーリー。一緒に運転した気分になれます。

主人公の男の子は電車が大好きで、毎晩枕元に置いて寝ます。

それを読んで息子も「自分と同じだ!」と思ったようで、一気に物語に入り込んでいき、まるで自分がその主人公になったかのように、物語を体験しているようでした。

柿本信行さんの優しい素敵な絵で、憧れの運転手さんになれる絵本です。

◇でんしゃしゅっぱつ 作:視覚デザイン研究所 え:くにすえたくし 出版社:視覚デザイン研究所

わくわく でんしゃ しゅっぱつ
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けんたとお母さんは電車に乗って山のおじさんのうちへ遊びに行きます。
踏切を越え、ターミナル駅でおやつを買って、連結したディーゼル機関車でトンネルを抜けると・・・
わくわくとページをめくる電車の旅の出発です。

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電車だけでなく、絵本の中に描かれているしかけが楽しい絵本です。

絵本を開く度に新しい発見があるようで、何回見ても飽きません。

新しく何か発見する度に指差して教えてくれ、観察力や注意力が身に付く絵本です。

◇モノレールのたび 作:みねおみつ 出版社:福音館書店

モノレールの たび
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小さな町のターミナル駅から、海のある町まで走るモノレールの旅を描いた絵本。モデルは神奈川県の大船から江ノ島まで走る湘南モノレールです。起伏のある入り組んだ地形を縫うように左右にカーブを描きながら登ったり下ったり、ときにはトンネルを抜けたりして走っていきます。軌道をぶら下がるようにして走る懸垂式のモノレールは住宅地や渋滞した道路を眼下に見ることができ、まるで空中散歩をしているかのような感覚になります。

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息子はまだモノレールに乗ったことはありませんが、この絵本を見ると実際に乗った気分になれます。

なんと言っても絵が素晴らしいんです。モノレールからみた街の景色が、細かいところまで描かれており圧倒されます。

モノレールがすれ違う時の様子も描かれており、息子は興味津々で見ていました。

絵本選びの参考になると嬉しいです。

おわり