この記事を読んでいらっしゃる方の中には、これから行政保健師の面接を受けようと思っている方、面接でどんなことが聞かれるのかな・・・と不安に感じている方も多いのではないいでしょうか。
そんな方に向けて、私が面接を受けた時の体験談をもとに、どのような対策をすれば良いのかお伝えしようと思います。
この記事がこれから保健師の試験にチャレンジしようとしている人のお役に立てればいいなと思います。
私は3つの自治体を受けましたので、その経験をもとに書いて行こうと思います!
どんな対策をしたらいいの?
保健師の面接って、何をどう対策したらいいの?
ずばり結論を言うと・・・
具体的には
- 人口
- 高齢化率
- 出生率
- 健康課題
- 自治体の保健に関する取り組み
などなど
これらを知っていれば、採用されたときもきっと役に立つはず。
受ける自治体が自分の地元、または現在住んでいるのであれば、ある程度わかるかと思います。
ですが、縁もゆかりもない自治体なら地域のことはほとんど知りませんよね。
ですので、ホームケージを見たり、自治体が毎月出している広報をチェックするなどしてかなりリサーチしておく必要があると思います。
可能であればその地域を1度訪れてみるといいかもしれませんね。
私は最初1ヶ所目受けたとき、地域のことを聞かれてもほとんど答えられず、焦りました(汗)
ですので、これから受ける方には私と同じような失敗をしてほしくないな・・・と思います。
質問の内容は?
面接ではどんなことを聞かれるの?
私が面接を受けたのは3年前ですので、そのときに聞かれた質問を覚えている範囲で書いていこうと思います。
- 志望動機
- なぜ保健師になろうと思ったのか
- なぜうちの自治体を選んだのか
- 自治会の印象はどうか
- うちの健康課題はどんなところだと思うか
- これまでどんなことをしてきたか
- 長所と短所
- 趣味
- 前職を辞めた理由(中途採用の場合)
- 職場の人と意見が合わないときどうするか
- 公務員として大切なことは何か
- 志望している自治体を訪れたことはあるか
- ストレスに対してどのように対処しているか
- 他に受けたところはあるか
- 自己PR
- 最後に質問はありますか
「自治体への関心」「なぜ行政の保健師なのか」「公務員として働くというのはどういうことか」というところは3ヶ所共通して聞かれました。
それほど重要視しているポイントなのかもしれません。
ちなみに面接時間は3ヶ所とも30分くらいでした。
面接官の中に保健師はいない
ここで意外と知られていないのは
面接官に保健師はいないということ。
えっ?と思われるかもしれませんが、少なくとも私が受けた面接で3ヶ所中3ヶ所とも保健師はいませんでした。
当時、面接官だったのはこの4名の方です。
- 市長or町長or村長
- 副市長or副町長or副村長
- 教育課長
- 総務課長
前職が看護師だった私は、病院の面接しか経験がなかったので、てっきり看護部長的な・・保健師のトップの人が出てくるのものと思っていました。
しかし、面接官は役所の偉い人ばかりでした。
ですのであまり医療のこと、健康のことを熱く話しすぎると
「・・・・・・・・」
個人的に「ちょっとついていけない・・」と思われている感じがしました。
独りよがりで喋ってしまってはいけません。(反省)
あくまで一般事務職の方が面接されるということを頭に入れておきましょう。
公務員として、行政職として一緒に働く人材を選んでいるのです。
まとめ
面接対策は
自治体のことをよく知る
そこで自分が保健師として何をしたいかを伝える
「ゆりかごから墓場まで」という言葉があるように、保健師は地域の方、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢の方々と関わりがあります。
ですので、高いコミュニケーション能力が求められます。
面接でも、コミュニケーション能力や人当たりのよさ、声の大きさやトーン、話し方もみられています。
「この人と一緒に働いてみたい」と思ってもらえれば良いのです。
面接は会話です。
相手との言葉のキャッチボールができればOKなのだそうです。(面接練習でお世話になった方が言っていました)
なので自信を持って笑顔で答えれば大丈夫です。
これから面接を受ける方の、背中を少しでも押すことができたら嬉しいです。
おしまい。
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